晩秋の白川郷をのんびり散歩したあと美味しいぜんざいを頂きました(2009年11月)
今年の紅葉シーズンもあとわずか。紅葉の名所として有名な白山スーパー林道は冬のために閉鎖となっていますが、雪に埋もれる直前の白川郷へ出かけてきました。
(2009 年 11 月 20 日公開)
目次
東海北陸自動車道のおかげで白川までは結構あっという間です。途中のSAで見た大日ヶ岳はかすかに雪があるだけでスキーシーズンにはあと少しといったところでしょうか。今回、白川郷ICで降りず荘川ICで降りて一般道を走りました。途中にある2つの湖を見物しながらと思ったのですが、水位がかなり下がっていて残念ながら湖というよりも巨大な水溜りのよう。ただこれはこれで面白かったです。
天気が心配でしたが白川郷に着いた時点ではまだ青い空が見れる状態でした。まだ午前中のせいか観光客もそれほどいません。駐車場に車を停めた後、つり橋を渡って白川郷へ入ります。
まず最初に白川郷の全体を見ることができる展望台へ。展望台への道が急な山道を登っていくしかないと思い必死に上ったのですが、登り終えてから展望台へ向かうゆるやかな道が他にあったことに気が付きました。
展望台からの光景です。白川郷の写真でよく見かけるところです。合掌造り集落が一望できますのでまずはここに来てよかったです。
道の先にあるのが国指定重要文化財の和田家です。白川郷には3つの観光可能な家がありますが、全て有料なのでどれに入るのか事前に考えておくといいと思います。
白川郷の集落には非常に澄んだ水が流れる水路が張り巡らされていて、巨大な鯉やニジマスのような魚がいっぱい泳いでいます。なぜかみな水路の蓋の下に隠れるように潜んでいる姿が可愛らしいです。
次は神田家です。今回和田家と神田家に入りましたがお勧めは神田家ですね。
入ると巨大な囲炉裏が出迎えてくれます。この囲炉裏が出す煙が家の隅々まで充満していました。中二階には火見窓という囲炉裏を見張ることができる部屋があり、使用人の方などが住んでいたそうです。
最上階は物置のようです。ここまで煙が昇ってきていて小さな窓から煙を外へ出していたようです。
昼ごはんは適当に選んだ店で食べたのですけど大失敗でした。観光地らしく当たり外れがありますので昼ごはんを食べる場所も事前に調べておいたほうがいいですね。その後でブラブラと散歩していてみかけた喫茶店「落人」へ。
中に入ると少し下へ下ったところにお店があります。大きな囲炉裏があるのですが、他のお客さんでいっぱいでしたのでカウンターの前の席へ。ここはコーヒーを注文すると好きなカップを選ばせてくれます。
昼ごはんは既に食べていたのでコーヒーとぜんざいを注文しました。ぜんざいは大きな鍋に入っていて囲炉裏で暖められているんですが、こちらへ運んで頂きました。自分ですくって食べます。これが非常に美味でした。ぜんざいはお代わり自由だったのですけど、マスターのご好意でコーヒーだけ頼んでいた私も一杯ご馳走になりました。
その後も白川郷の中を色々歩き回っていました。
午後になると観光客はぞくぞくと集まってきて外人さんや学生さんなど人でいっぱいです。ゆっくり見て回るなら午前中がいいかもしれません。いつか雪の降る時に改めて白川郷へ来てみたいです。
地図&参考リンク
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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