星のや富士での滞在初日、焚き火ラウンジで美味しいおやつを頂き夜はグランピングカレーを味わいました(山梨旅行、2019年12月、その1)
山梨県にある星のや富士へ 2 泊 3 日で行ってきました。 12 月という季節にしては暖かい日だったこともあり快適なグランピングを楽しむことできました。初日は星のや富士にチェックイン後、クラウドテラスにある焚き火ラウンジで美味しいバームクーヘンを頂いたあと、キャビン内のリビングテラスでグランピングカレーを堪能しました。
(2019 年 12 月 16 日公開)
目次
名古屋から星のや富士へ新幹線とバスで移動
今回の旅行では友人ご家族と 3 日間ご一緒させて頂いています。当初は車で現地まで向かい現地で落ち合う予定だったのですが、この時期河口湖や山中湖の付近では雪が降る可能性もあったので電車とバスを使った方法に変更しました。星のやの最寄りのバス停である河口湖自然生活館までのアクセスはご一緒頂いた方が全て考えて頂いたのですが、次のように向かいました。
1. JR新幹線 こだま642号 名古屋(09:59) -< 三島(11:46) 2. 富士急シティバス 三島駅(12:10) -> 河口湖駅(13:45) 3. 河口湖周遊バス 河口湖駅 -> 自然生活館 約30分
自然生活館に到着したのが午後 3 時頃だったかと思います。チェックインが 15 時からとなっていたのでそれに合わせた日程となっています。星のや富士は山の麓にレセプションと呼ばれる建物があり、そこで受付をしてから山の上にある星のや富士まで車で送迎してもらいもらいます。バスを降りた自然生活館からレセプションまでは歩いて15分程度。そしてレセプションから星のや富士のフロントがある建物までは車で 5 分程度です。
河口湖駅からバスで星のや富士の最寄りのバス亭である自然生活館までのルートは下記をご参照ください。
今回の旅行では第一の目的が立派な富士山を娘に見せてあげたいということ。そして自然の中で楽しい時間を過ごして欲しいということでした。先ほど書いた行程で名古屋から星のやへ向かいます。新幹線に乗っている時や、三島駅から河口湖へ向かうバスの中、そして途中の河口湖駅でも既に富士山を見ることができました。
富士山がはっきりと見えるかどうかは天候次第ということで、三日間の天気がいいことを願うばかりです。
レセプションからフロントへ
自然生活館のバス停からレセプションへ向かう途中で、山の中腹にある星のや富士のキャビンが見えてきました。 1 つ 1 つのキャビンが河口湖に向かって直方体を倒したような形をしており、それぞれ独立して置かれている( 2 段になっているものもありました)感じです。
レセプションはこんな感じの建物です。高さはあるのですが敷地そのものはそれほど広くはありません。自家用車で来た場合は、滞在中はレセプションの駐車場に停めておくようです。
チェックインなどはフロントがある建物で行うので、ここでは名前を伝えたあと滞在中お借りするリュックを選びます。リュックは壁一面に飾ってあり、好きな柄のリュックを選ぶことができます。大人用とは別に子供用も用意されています。
子供たちはさっそくリュックの中に入っていたヘッドライトを取り出して頭につけていました。よほどヘッドライトが気に入ったのか、滞在中いつも持って歩いていました。
準備ができたら車で5分ほどの星のやのフロントやキャビンなどがある場所へ向かいます。車は赤、白、黒のジープでした。
フロントの建物はこのような感じです。チェックインは通常こちらで行われるようですが、小さな子供といっしょということでチェックインの手続きを行っている間に子供たちが遊んでいれるようにクラウドテラスにあるライブラリーカフェに移動してチェックインを行うことにしました。
星のや富士のエリアマップとクラウドテラス
クラウドテラスとは星のや富士に滞在している時に多くの時間を過ごすことになる山の中に作られた施設のことです。星のや富士ではキャビンなどがあるエリアが一番下にあり、真ん中にフロントの建物、そしてさらに上に向かってクラウドテラスがあります。クラウドテラスはほぼすべての通路が階段ですので、ベビーカーを普段お使いの方は別の方法をご用意された方がいいかと思います。
宿泊客に配られるエリアマップを見て頂くと分かりやすいと思いますが、山の中に次のようにキャビンやクラウドテラスが配置されています。
それではフロントがある建物の前から階段を上っていきます。
途中に木漏れ日デッキと呼ばれる場所があります。夜にはここでコタツに入って食事をされていました。
木漏れ日デッキを上から見るとこんな感じです。
さらに階段を上っていくと焚き火ラウンジなどがあるエリアに着きます。
上から下を見てみると上り始めたフロントの建物はもう見えません。
上から見て右側には明日の朝食で利用するクラウドキッチンのエリアがありました。
ライブラリーカフェに到着。中には木の暖炉があったり暖かい飲み物なども飲むことができてとても快適に過ごすことができます。こちらでチェックインの手続きを行います。なおライブラリーカフェの建物を右側に回り込んでいくと綺麗で清潔なトイレがありますので、トイレのためにフロントの建物まで戻る必要はありません。
絵本もいくつかおいてあり、富士山を題材にした「ふじさんとくもさん」という絵本があったので娘に読んであげました。
焚き火ラウンジと「森のひととき」
ライブラリーカフェの隣には焚き火ラウンジがあります。焚き火を囲んでのんびり座って過ごすことができます。
ちょうど「森のひととき」というアクティビティが行われていました。バウムクーヘンを専用のフライパンで香ばしく焼いて、イチゴなどのフルーツなどをトッピングしたりホットチョコレートをかけたりして自由に食べることができます。飲み物も何種類か用意されていました。
またマシュマロがたっぷり入った瓶と、マシュマロを刺して焚き火で焼くための木の棒、焼いたマシュマロを挟んで食べるためのビスケット、 3 種類の味のチョコレートが常に置いてあります。
子供たちはテーブルがあるテラスで作ってもらったバウムクーヘンを食べたり、自分たちでマシュマロを焚き火で焼いて食べたり、クラウドテラスの階段を上ったり下りたりして探検していました。
Dキャビンの部屋の様子とキャビンからの富士山の眺め
夕方になってきたので、いったんキャビンへ入ることに。クラウドテラスからフロントへ戻り、そこからまた自分のキャビンがある場所まで富士山や河口湖を見ながら歩いていきます。
上下に 2 段重なっているキャビンもありました。
星のや富士ではキャビンにいくつかの種類がありますが、今回利用したのは D キャビンです。手前にあるのが D101 奥にあるのが D102 です。入り口には傘と長靴が用意されていました。
キャビンに入ると正面の大きな窓かららは富士山が正面に見ることができました(木があるのが少しだけ残念ですが)。
D キャビンはキングサイズのベッドが 1 つ設置されています。
ベッドの向こうには外を眺める形でソファが設置されています。キャビンでの食事で部屋の中で食事をする場合は、このソファの前に机をセットしてくれます。
星のや富士には大浴場はありませんので、お風呂に入る場合はキャビン内のお風呂を使います。ユニットバスですが十分な広さがあります。
お風呂の前にはテラスリビングがあり、冬の季節にはコタツが設置されています。キャビンでの食事で外で食事をする場合はコタツにセットしてくれます。
テラスリビングからも富士山を目の前で見ることができます。
日が暮れる前にキャビンの前を少し歩いてみました。外からキャビンを見てみるとこんな感じになります。右から Dキャビンの 101 102 103 となります。
木で隠れていないところを探して見てみると富士山がとても綺麗に見れました。
なおキャビンには寝間着も用意されていました。娘の寝間着は最初「大」のサイズのものが置いてあったので、フロントに電話して「小」と公開してもらいました。
キャビンに着いてから大人用のリュックサックに入っていた中身を確認してみました。双眼鏡、ヘッドランプ、オリジナルカイロ、森のビスコッティ、あと実際に使っていないので違うかもしれませんがクッションとブランケットが入っていました。カイロと森のビスコッティ以外はチェックアウト時に返却する必要があります。
キャビンで夜の食事の時間までのんびり休憩して過ごしました。
グランピングカレーの夕食
初日の夕食はキャビンで食べるグランピングカレーを事前に申し込んでありました。キャビンまで一式を持ってきてもらい部屋の中かテラスリビングで頂きます。今回はテラスリビングで頂くことにしました。
カレーの他に、たっぷりのお肉と野菜が付いてきます。グリルで焼いてからカレーに入れて頂きます。
他にもスパイスが何種類か用意されており、好みに応じてミルで挽いてからカレーに入れることができます。ただどれを入れていいのか分からなかったので今回は何もいれませんでした。カレーは少し辛めでとても美味しかったです。肉も野菜も美味しくて大満足でした。ただ娘にはちょっとカレーが辛かったみたいで、ご飯とお肉屋野菜だけ食べていました。
リビングテラスには焚き火というほどではないですが火を燃やすところがあり、カレーを運んできてくれた時に火をつけてくれました。何時間かしたら自然に消えるということです。
「森の演奏会」
午後 9 時から 30 分間クラウドテラスのライブラリーカフェの前で「森の演奏会」というアクティビティが行われます。自分は疲れていたので部屋に残りましたが、子供たちも一緒に演奏会を聴きにおでかけてしていきました。ピントが全然合っていないので分かりにくいですが、こんな感じだったようです。
子供たちは寒くないように電気毛布にくるまっていたようですが、すぐに眠ってしまったそうです。
星のや富士の滞在初日はこれで終了です。
地図&参考リンク
山梨旅行、2019年12月:
その1:星のや富士での滞在初日、焚き火ラウンジで美味しいおやつを頂き夜はグランピングカレーを味わいました
その2:星のや富士での滞在二日目、クラウドキッチンで朝食を作って食べたり森の散策や薪割りに挑戦しました
その3:星のや富士での最終日、テラスで絶景の富士山を見ながら朝食を頂いたあと山中湖で水陸両用のKABAバスに乗りました
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
初心者~中級者の方を対象としたプログラミング方法や開発環境の構築の解説を行うサイトの運営を行っています。