星のや富士での滞在二日目、クラウドキッチンで朝食を作って食べたり森の散策や薪割りに挑戦しました(山梨旅行、2019年12月、その2)
星のや富士での滞在二日目。朝からあいにくの雨でしたが昼までに雨も止み午後は快晴の日となりました。クラウドキッチンで朝食を頂いたあと、午後は河口湖周辺の散歩をしたあと再び星のや富士に戻り薪割り体験などをして過ごしました。
(2019 年 12 月 17 日公開)
目次
2019年12月に星のや富士で用意されていたアクティビティ一覧
年度や時期、そして天候によって利用可能なアクティビティは異なってくると思うのですが、2019年12月に滞在した時に頂いた冊子に記載されていたアクティビティは次のようなものでした。いずれも集合時間や開始時間が決まっており、年齢制限のあるものとないもの、有料のものと無料のものがあります。
1. 樹海ネイチャーツアー 8:50 2時間 / 有料 / 小学生~
2. 湖上の早朝カヌー 6:50 1時間半 / 有料
3. 富士パノラマビュートレッキング 9:30 5時間 / 有料 / 小学生~70歳
4. 富士山麓プライベートサイクリング 8:30 or 13:45 3時間 / 有料 / 中学生~
5. 星降る山麓 星空ツアー 20:20 2時間 / 有料 / 中学生~
6. 香ばしスープのライスポット 11:30 or 12:00 or 12:30 1時間 / 有料
7. 山麓の燻製づくり 15:30 or 16:30 1時間 / 有料
8. 森のひととき 14:30~17:00 / 無料
9. 薪割り 8:30~9:00 or 15:30~16:00 / 無料
10. 冬の森ごもりラウンジ 20:30~22:30 / 無料
11. 星降る森の空中テント 19:30 or 20:00 2時間 / 有料 / 中学生~
12. 焚き火BAR 19:30~22:00 / 有料
13. 森の演奏会 21:00~21:30 / 無料
14. 焚き火おこし 7:30 30分間 / 無料
15. 焚き火珈琲づくり 8:00~9:30 / 無料
16. 朝霧の森 深呼吸 9:30 30分間 / 無料
17. 森散策 10:30 30 分間 / 無料
今回の滞在ではいずれも無料で年齢制限のない「森のひととき」「薪割り」「森の演奏会」「焚き火珈琲づくり」「森散策」を利用させていただきました。
雨の森招待状
星のや富士では雨が降った場合でも楽しく過ごせるように雨の日のためのアクティビティが用意されています。今回は二日目に雨が降る予報が出ていたためか、チェックインをしたあとキャビンに入ると「雨の森 招待状」が届いていました。
雨の森 招待状の裏には次のようなアクティビティが掲載されていました。
1. バードコールつくり 9:15~9:45
2. 森の絵本会 10:30~11:00
3. 宝さがし 15:30~16:30
4. 雨降る森のハーブティー 20:00~22:00
雨が降らない方がいいですが、残念ながら降ってしまった場合には雨の森の招待状を頼りに一日過ごしてみてもいいですね。
クラウドキッチンで「森の朝食 ブレッドボウル」
二日目の朝食はクラウドテラス内にあるクラウドキッチンで朝食を作って食べる「森の朝食 ブレッドボウル」を予約していました。前日の時点で翌日は雨の予想だったので、雨が降った場合にはどうなるのかをスタッフの方に聞いたところ、翌日開催するかどうかは夜の8時までにご連絡すると聞いており、結果的に翌日は開催するということになっていました。もし中止だった場合は室内にあるダイニングでの朝食に変更ということだったかと思います。
二日目になって雨は降っていましたが小雨程度だったので幸いでした。時間は 7:30 を指定していたので指定した時間にクラウドキッチンまで歩いて向かうと既に準備が行われていました。
それではブレッドボウルを作っていきます。最初に黒い容器の蓋を外すと中がくりぬかれたパンが入っています。パンの上の部分は外れるようになっているので一度外します。
コンロであらかじめ温めておいたスープをくりぬかれたパンの中に流し込みます。
流し込んだスープの中央を少し窪ませてから、生卵を割って先ほど窪ませた部分に落とします。
次にチーズを乗せていきます。乗せ終わったら黒い容器の蓋を乗せます。
黒い容器ごと火の中に置き、周りを炭で囲います。蓋の上にも炭を置いておきます。
外しておいたパンの上の部分を火で炙っておきます。
途中で一度蓋を外し十分温めることができたら黒い容器を火から降ろします。蓋を外したり容器そのものを移動させるには専用の器具を使います。
蓋を外しその後で炙っていたパンの蓋を乗せます。これでブレッドボウルの完成です。
クラウドキッチンでは食べる場所がありませんので、少し上にある焚き火ラウンジに移動したあと、屋根があるオープンスペースで食べることにしました。大雨が降っていたら大変でしたが、小雨だったので助かりました。
焚き火ラウンジで「焚き火珈琲づくり」
クラウドキッチンで朝食を作って焚き火ラウンジの方まで持ってきた時に、ちょうど焚き火ラウンジでは「焚き火珈琲づくり」アクティビティが行われる時間でした。焚き火を使ってコーヒーを作って飲むことができます。
作り方は最初に水の入った小さな鍋を焚き火の上に置き沸騰させます。その後でアウトドア専用のオリジナルブレンドの粉をお湯の中に入れたら沸騰して吹きこぼれないように火から降ろしたりまた火の上に乗せたりを繰り返します。別途貸してもらった砂時計の砂が落ちるまで待ったら完成です。
先ほど作ったブレッドボウルと焚き火で作ったコーヒーで美味しい朝食を頂くことができました。
ご飯を食べ終わった子供たちは、スタッフの人に手伝ってもらいながら一生懸命マシュマロを焚き火で焼いては食べていました。
森の中を散歩
朝食を食べたあとも長いこと焚き火ラウンジの周りで遊んでいたところ「森散策」アクティビティが開始されることになったため参加しました。スタッフの方と一緒に森の中を散策しながら、色々とお話を聞かせて頂けるアクティビティです。
落ちている葉っぱの種類や木の樹齢を簡単に知る方法、どんぐりや石に関する豆知識などを森の中を歩きながら教えて頂きました。
雨で滑る山の中を歩いて回るのはたまにひやっとしましたが子供たちは楽しそうに走り回っていました。
森散策の間は小雨が降っていましたが、森散策が終わるころには雨もあがり晴れ間も見えるようになりました。
川口湖畔を散歩
昼になりすっかり天気も回復したので星のや富士からいったん河口湖まで降りてみることにしました。フロントで車の手配をお願いし、レセプションまで送ってもらいます。その後 10 分程度歩けば初日にバスを降りた自然生活館に着きます。すぐ目の前が河口湖です。
既に青空も見えていましたが富士山があるあたりに雲が多く最初は全然見れませんでした。
ただしばらく散歩をしていると雲もどんどんなくなっていき、富士山全体で見えるなりました。
自然生活館の周りには散歩できる道があり、おみやげを売っているお店や食事ができるお店がいくつかありました。しばらく散歩したりお店をのぞいたりしてからまたレセプションに戻り、車でフロントまで送ってもらいました。
再びクラウドテラスでバームクーヘンやホットワインを頂きました
一度キャビンに戻り休憩します。外出している間に綺麗に掃除をして頂いていました。
その後再びクラウドテラスへ向かいます。焚き火ラウンジのそばでは今日も「森のひととき」の準備が行われていました。
ここに置いてある椅子に座って思いっきり後ろに倒したあと空を眺めているととても気持ちがよかったです。
今日もバームクーヘンを頂いたり自由に飲むことができるホットワインを飲んだりしてのんびりと過ごしました。
子供たちに「薪割り」に挑戦してもらいました
「薪割り」アクティビティは朝と夕方の 2 回行われます。事前申し込みなども不要だったので子供たちに薪割りに挑戦してもらいました。
大人が行う場合は斧を使って薪を割ります。
子供の場合は斧を直接持つことはできませんので、固定された斧に事前に薪に打ち込んでおき、子供たちに木のトンカチで薪を叩いてもらって割っていきます。
なかなか上手くいかずに時間がかかりましたが、最後には無事薪を割ることができました。
割った薪は焚き火ラウンジまで持って行って焚き火の中に入れることができます。
子供たちにとって楽しくて貴重な経験ができたと思います。
その後、またしばらくクラウドテラスで遊んでいたのですが奥の森を見てみると「星降る森の空中テント」で使うと思われる空中テントが用意されていました。
どうやって空中のテントに入ったり降りたりするのでしょうね。
夕食にルームサービスでおにぎりと牛丼を頂いた
夕方まで遊んでからかキャビンに戻り部屋でのんびりと過ごしました。森のひとときで色々なものを食べたこともあって夕食は何も予約していなかったのですが、その後やっぱりお腹が空いてきたこともあってルームサービスでおにぎりと牛丼を注文しました。
今回はリビングテラスではなく部屋の中で食べることにしてソファの前にテーブルをセットしてもらいおにぎりなどを頂きました。
おにぎりも牛丼もとっても美味しかったです。このあとお風呂に入って二日目はこれで終了です。
地図&参考リンク
山梨旅行、2019年12月:
その1:星のや富士での滞在初日、焚き火ラウンジで美味しいおやつを頂き夜はグランピングカレーを味わいました
その2:星のや富士での滞在二日目、クラウドキッチンで朝食を作って食べたり森の散策や薪割りに挑戦しました
その3:星のや富士での最終日、テラスで絶景の富士山を見ながら朝食を頂いたあと山中湖で水陸両用のKABAバスに乗りました
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
初心者~中級者の方を対象としたプログラミング方法や開発環境の構築の解説を行うサイトの運営を行っています。